
夜が更ける頃に ―米国実業家の秘密― 7巻
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Nureyluna
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第27章
ストリップショー:1人または複数の人が、音楽に合わせて、刺激的でエロティックな方法で服を脱ぐエンターテイメントの一形態
ジャスミン
私は悲しそうにスクリーンを見つめ、同じように悲しそうにスクリーンを見るタリアに視線を移した。
「うっ、一杯やりたかったのに」タリアが言う。
「同じです。酔いたい気分だったのに」
タリアは悲しそうに頷いた。
タトゥーを入れた後の注意点について、ロキシーからPDFが届いた。その中には、アルコールやアルコールを含むものを摂取してはいけないと明記されている。
「これからどうする?」タリアが尋ねる。
「早く帰りたくないわ」と彼女は付け加えて私を見る。
「うーん・・・」私は窓の外を見る。タリアと今晩したいことはたくさんある。でも、私は何かクレイジーなことをしたい。
「夕食を済ませてから、次に何をするか決めましょう」と私は彼女に言った。
「いいね。これ食べたことある?」タリアは汁の多い麺を指差して尋ねた。
「食べたことないけど、美味しいって聞いたことがあります」私はスプーンを手に取り、彼女に言った。
「この揚げモモを食べたことがあるんだけど、とっても美味しいの」彼女が言った。
「本当だ」タリアが食べていた麺を食べて言った。柔らかい麺をむしゃむしゃと食べ、スープを味わう。
「本当においしい」と私は言いながら、もう一口スープを飲んだ。
「これはトゥクパっていう、チベットの麺料理よ」とタリアはメニューを見て言った。
私は箸を手に取ったが、箸を持つのが苦手だったことを思い出して、箸を戻した。手でカゴから揚げモモを取り出す。
「クリストファーから電話ありました?」と私は尋ねる。
「うん、かかってきたけど、携帯はマナーモードにしてあるの。気が向かない限り電話には出ないと言っておいたしね」
私は笑って頷いた。
「セオドアから電話はあった?」
「ええ、でも出ませんでした。同じで、私がかけたいときにかけるって言っておきました」と私が言うと、彼女は笑った。
「もちろん、そうこなくちゃ。じゃなきゃデートが台無しよ」
「もちろんです」
「でも、どうやって息子と知り合ったの? クリストファーと私は不思議に思っていたんです。彼が付き合っている人がいると言ってたとき、こう言ったら悪いけど、息子が嘘をついている思っていたし、付き合っているならアイリスかなと思っていたの。
でも、クリストファーと一緒にこっそりあなたたちの様子を見たときは驚いたわ」タリアが言った。
私は困惑して眉をひそめた。「こっそり?」
彼女は頷いた。「セオドアはまだあなたを紹介する準備ができていなかったけど、息子が誰と付き合っているのか、どうしても知りたかったの。だから私は計画を立て、クリストファーと一緒にカーニバルに言って、あなたたち二人を見てたの」
私はショックで目を見開いた。「カーニバルにいたんですか!?」
「いたのよ。ストーカー行為はいけないことだし、犯罪だとわかっているけど、息子の彼女をどうしても知りたかったの。でも、あんなセオドアを見たのは初めて」
「クリストファーが私を見るように、息子が誰かを見るのを見たことがなかったから。その瞬間、息子は隣にいる女性に恋をしているのだとわかったわ。あの夜、クリストファーと私がどんなに幸せだったか、想像もできないと思う」
「セオドアは今まで恋愛について話してこなかったんですか?」私が尋ねると、彼女は笑いながら首を振った。
「彼は恋をしなかったの。彼には恋愛をする時間もなかったし、してたとしてもタイミングがよくなかったのよ」とタリアは言う。
「うーん」
彼女は私の困惑した表情を見て微笑んだ。
「セオドアはいつも無口な子供でね。以前は裕福でもなかったし、王室に属していてもこんな感じだった。でもクリストファーと結婚して、状況が変わった。
庶民と結婚すると、すべてを失う。私は王族の身分を失い、両親も結婚には反対だったの。私は夫とともにアメリカに移住しなければいけなくて、大変だったのよ
親として、私たちはセオドアが望むものをすべて与えることはできなかった。でも彼はそれについて不平を言うこともなく、欲しいものがあっても求めたり要求したりすることもなかったの。
セオドアは物わかりがよくて、年頃になるとよく働いてくれたのよ。いつも父親の手伝いをして。同じ年頃の子供たちが旅行に出かけても、うちの子はいろいろなことをして勉強熱心だった」とタリアは言う。
思い出を語る彼女の顔には、悲しげな笑みが浮かんでいる。
「王室では、お金と地位はとても重要なの。セオドアのいとこたちはみんな裕福な家に属していて、私は姉や弟たちから見下されていた時期がありました。
セオドアは私が夫の胸で泣いているのを見て、その日何かを決めたようだった」
セオドア一家が過去に問題に直面していたなんて、考えたこともなかった。彼らは世界でも有数の裕福な家庭だ。
「信じて、ジャスミン。さっきあんなセオドアを見たのは初めてだと言ったけど、本当よ。あなたといるときのように、彼が微笑んだり笑ったりするのを見たことがないの。テアだって、あなたと一緒にいるときはいつも幸せそう。二人とも、あなたのことが大好きなのよ」とタリアは言う。
「心の中にたくさんの疑問があるのはわかるけど、私はそれに答えられる人間じゃない。いつか、彼があなたの質問に答えてくれるわ」
私は彼女が言っていることを理解し、うなずいた。確かに心の中は疑問でいっぱいだ。でも、その時が来れば、セオドアが教えてくれるだろう。
「ごめんね、感情的になって食べるのを止めちゃった」
「わかってます、タリアさん。なんでも言って欲しいんです。話したくなったら電話してください」と私は言うと彼女は笑顔でうなずいた。
それから1時間、私たちはレストランで夕食をとりながら、これまで話したことのないような話をした。
私たちは腕を組んで通りを歩いていた。
「今夜どうするか考えた?」タリアが尋ねる。
私は立ち止まり、知ったような笑みを浮かべて彼女を見つめた。
「何?」彼女は興奮に満ちた笑みを浮かべて訊く。
「ストリップショーに行こうと思ったことはありますか?」私は尋ねた。
彼女は驚いて目を見開く。「行きたいと思ってた! でも王族だからそう言う機会はなかったし、クリストファーもストリップショーは好きじゃないのよ」
「やった! 私も行きたいと思っていたんですけど、一緒に行く人がいなくて。100メートル先にストリップクラブがあるんです。そこに行ってストリップショーを見ましょうよ」
「そうね! ストリップショーを見に行こう!」
私は彼女の興奮ぶりに笑った。
私たちは別のルートで、ロンドンの悪名高いクラブ街へと向かった。このエリアには何度も行ったことがあるが、クラブの中に入る勇気はなかった。
「ここにはナイトクラブがたくさんあるわ」とタリアが言う。
「うーん、この道は若者に人気があるんです。ストリップショーを見に来る人も多いんですよ」
「ワクワクするわね」
「私もです」
異国情緒あふれる店が並ぶ路地に入る。たくさんの観光客が歩いている。
何年も前から知っているストリップクラブを探していた。ストリップクラブの前で立ち止まり、私の目は興奮で輝いた。
「あのクラブ?」タリアが尋ねる。
「そうです! 身分証明書は持ってますか?」私は彼女に訊ねた。
「あるよ。必須なの?」
「そうでもないけど、もし聞かれたら見せないとね」
私たちは手をつなぎ、クリスマス・イブの子供のように、入り口に向かって歩き出した。列に並び、順番を待つ。たくさんの人がいる。何人かは私たちに視線を送るが、気にする人はいない。
警備員がタリアと私を見てから中に入れてくれた。「身分証明書を要求されなかったね」タリアは言った。
「私たちはどう見ても成人してるし、顔を見てわかったんだと思います」
「そっか」
「わあ」店内に入ると、タリアがつぶやいた。店内はたくさんの人で溢れかえっていた。
「今夜は盛り上がりそうね。この安っぽいライトにもう興奮しちゃったわ」とタリアが言うと、私も興奮してうなずいた。
「そう、こんな安っぽい赤と青のライトを見て興奮するなんて誰も思わないだろうね」と私が言うと、タリアは笑った。
「そうね、足りないのはアルコールよ」
「確かに。でもストリップショーを見たり、体を目に焼き付けるにはシラフじゃないと」
「今夜は楽しもう!」タリアは私の腰に腕を回して言った。
「楽しもう!」 私も彼女の肩に腕を回し、メインホールに入った。
店内にはいろんな人がいた。さまざまなギャンブルに興じる人々。ストリッパーと踊っている人たち。ポールダンサーを見ている人たち。
「ストリップショーが始まる前に、ポールダンサーを見に行こう」と私はタリアに言った。
「そうね」