
His Lost Queen 失われた女王 8巻
Author
Annie Whipple
Reads
🔥42.6M
Chapters
4
この巻は「His Lost Queen 失われた女王 7巻」からの続きです。
第29章
ベル
1秒足らずの間で、寝室のベッドに仰向けにされた私は、私の上にいるパートナーを見上げていた。
何が起きているのか考える間もなく、グレイソンはパンティを引き裂き、寝室の反対側に放った。そして、ウェイトレスの制服のスカートを腰のあたりまでたくし上げた。
私の太ももをつかむと両脚をできるだけ大きく開き、彼の貪欲な目が、触られるのを待っている秘所を見つけた。
グレイソンは「こんなに濡れている」と、うめいて胸を膨らませた。
もう一度おねだりしようと思ったとき、彼の親指が私のひだを開き、クリトリスを触った。
その感触に全身は激しく痙攣し、それだけでイキそうになった。強烈な快楽の振動が全身を駆け巡り、目の奥で星が炸裂した。
「わかってるよ、ベイビー」 グレイソンは快楽を受け取る小さな神経の芽を優しく弄びながら言った。彼の下で身悶えする私を見て、「くそっ、夢を見ているみたいだ。もう大丈夫だ、ベル。君は俺のものだ」とうめいた。
パートナーの絆が起こす火花がこの交わりを100万倍激しくし、私の中を駆け巡り、快楽を増長させた。
グレイソンは私が求める触り方も熟知していた。最高の喜びをもたらす押し方や離し方の加減も的確だった。
私の腰は彼の手に逆らって動き、貪欲に切実に求めていた解放を得ようとした。
私の動きが激しくなるとグレイソンはうなり声を上げ、私のお腹を手で押さえつけ、深い声で私を押し黙らせた。
私は彼に手を伸ばした。自分が何を望んでいるのかさえわからなかったが、グレイソンはすでに知っていたようで、私の唇に唇を重ねるとも扇情のレベルが一段上がり、私はまるでお酒に酔ったような気分になった。
彼の指がクリトリスから離れたとき、がっかりして叫びそうになったが、その指は下に移動して、蜜で濡れそぼった膣の中にゆっくりと入ってきた。突然の侵入に、私はピクッと体を震わせ、目をぎゅっとつむった。
グレイソンは、褒め言葉を降り注ぎ、首に息を吹きかけ、印を舐めながら、うめく私を大人しくさせた。
太い中指を私の秘所に挿入し、ゆっくりと深く出し入れしながら、手のひらをクリトリスに押し当てて弄んだ。
「もっと喘いでくれ、ベイビー」と命じた。「君の中のスイートスポットを見つけたいんだ。初めて君の奥深くに入るとき、どこを攻めればいいのか正確にわかるから。毎回、絶対に外さないように」
ああ、神様。
彼が出した命令通り、私の口は開き、自然に彼の言葉に従っていた。彼の指が秘所の中を探るたびに、私の唇から至福の囁きがこぼれた。
彼が指を曲げると、いきなり悲鳴を上げそうになるスポットに触れた。
彼はクスクス笑って、「見つけたよ」と言った。
そのとき初めて、私のGスポットを探していたことに気づいた。これまで探しても見つからなかったのが、このGスポットだ。正直なところ、自分はGスポットがない不幸な女性なのだと思い始めていた。
でも、彼は30秒もかからずに見つけてしまった。
手のひらでクリトリスを撫で続けながら、彼の指が挿入されるたびに新しく発見したスイートスポットを正確に攻め続けた。
何の前触れもなく、彼のもう一方の手の爪が制服とブラジャーを切り裂き、私は全裸のまま彼のなすがままになった。
乳房を見つけた彼の目は、自分の指の動きに合わせて弾む乳房に魅了されたように、長い時間見つめていた。
そして、あっという間に彼の口が乳首を咥え、舌を絡ませ、歯で軽く噛んで乳首を引っ張りだした。
秘所を攻めていない方の手が上に移動し、もう片方の乳房を揉みしだき始めた。私の背中は反り返り、彼に体を近づけた。
正気を失う寸前だったし、こんな快感は初めてだった。
彼の下で乱れて呻き声をあげながら、彼の手の動きに悶え、ほとんど限界に近づいていた。すると手と足に続々するような疼きを感じ始め、それが両脚を駆け上っていった。
グレイソンは咥えていた乳首を離して、体を起こした。
そして、「目を開けてくれ」と命令したが、その声は言葉というよりもうなり声に近かった。「俺のパートナーを初めてイカせるとき、その青い瞳がどんなふうに輝くか見たい」
その命令で、すぐに目を開けて彼を見た私は息を呑んだ。
グレイソンはかなり大きくなっており、伸びきった黒いTシャツとジーンズに筋肉が張りつき、厳しいうなり声で胸が盛り上がり、目は見たこともないような濃い暗赤色だった。
他の人なら目の前の光景に恐怖を感じただろうが、私は興奮し、胸が愛で満たされた。
グレイソンのすべてが欲しかった。ヴァンパイアも、オオカミも、彼が私に与えてくれるそれ以外もすべて。そして今、彼はまさにそれを私に与えてくれている。
上唇の下から覗く彼の鋭い牙を見た途端、私の中で強烈な欲望が生まれた。
「私を噛んで」 私は懇願し、彼の手にすがった。「グレイソン、もう一度印をつけてちょうだい。お願い。噛んで」
グレイソンの目が真っ赤に光り、すぐに真っ黒になった。
彼の鳴き声が大きくなり、壁に跳ね返って部屋全体を振動させ、さらなる欲情が私の体から放出され、彼の手に伝わった。
すると、彼の歯が私の皮膚を破り、何か月も前に彼が初めて私に印をつけた場所に深く食い込んだ。
それだけで私は限界を超えてしまった。
私の秘所が脈動しながら彼の指を締めつけ、私は彼の名前を叫んだ。
目の中が明るい光で満たされ、足は震え、心臓は高鳴り、純粋な至福の波が次から次へと体中を駆け巡り、全身を支配していった。
それが数分間続いたように感じたが、私のオーガスムを引き伸ばそうとするグレイソンの横で、彼の名前を何度も繰り返しあえぎながら、何もできずにただそこに横たわるだけだった。
グレイソンは手を止めず、その指はまだ私の中で動き続け、その歯はまだ首筋を捉えていた。
それからしばらくして、ようやく高揚感から解放された。グレイソンは歯を引き抜き、今できたばかりの傷を優しく舐め、血をきれいに拭い取った。
彼の手が私の秘所から離れ、その余波で目を閉じた。
私を見ようとグレイソンが体を離すと、唇に私の血が付いているのが見えた。
その姿に恐怖を感じるべきなのだろうが、彼のオオカミが私にパートナーの印をつけている間に、彼のヴァンパイアが血を与えたという事実は、当然のことと思えた。
満足して半開きになった目で見ながら、彼に微笑みかけずにいられなかった。
しかし、その顔に笑顔はなく、激しさと飢えに溢れた表情だった。私は思わず息を飲み込んだ。
「グレイソン?」と呼びかけた。
何も言わずに、彼は身を屈めて私のおヘソにキスした。そして、両手で私のお尻を掴んだ。両肘をついて上半身を起こし、体の上にいる彼を見下ろした。
「何をしているの?」
私のお腹の上で唇を滑らせながら、暗赤色の目で私を見据え、ついさっき彼が与えてくれたオーガズムでまだ疼き続けている場所に危険なほど近づいた。
彼の鳴き声はまだ続いており、また彼を受け入れるために私は無意識に脚を広げていた。
まさか彼は......?
「ベル、君を味わいたい」 それが彼の答えだった。太ももの上で唇を滑らせながら「ずっと君に飢えていた」と言った。
ふーん、そうだよね。夕食を食べていないようだったから。
返事をする間もなく、彼の舌が秘所の入り口を滑り出した。その衝撃に再びベッドに倒れ込んでしまった。まだ敏感になっているそこは、彼の舌のちょっとした動きで私を痙攣させた。
「グレイソン…」 私はうめいた。
ためらうことなくクリトリスを咥え込み、鳴き声の混じった大きなうなり声を上げながら振動させた。
えっ! またイかせるつもり?
まさしくその通りだった。
そして、ほんの一瞬で、これ以上ない至福の淵に再び投げ出された。
しかし、今回は絶頂に達していない。イキそうになった瞬間、グレイソンの舌使いが激しくなり、私の秘所を激しく吸いながら舐め、中に突き刺した指の動きも大きくなったからだ。
「もう一度だ」 そう命令して、私の目を見つめたまま、容赦なく責め続けた。
すると、彼の指をくわえるように膣が再び収縮し始めた。そして嗚咽が消え、純粋な満足感で涙が頬を伝った。
私はイキそうになると、彼の口に花芯を押しつけながら身悶えした。グレイソンは喜んで受け入れ、片手でお尻を持って動かしながら私をリードした。
3回目のオーガズムの快感がようやく消え始めたとき、完全に体力を消耗した私はベッドにうつ伏せになった。呼吸は乱れ、鼓動は信じられないほど速くなっていた。
グレイソンも半開きの目で私を私見上ながら舐め続けていた。それは私を興奮させようとするものではなく、すっかり満足した様子で、ただただ味わうことを楽しんでいるだけのようだった。
しかし、非常に敏感になっていたクリトリスに彼の舌が触れたとき、「グレイソン、やめて」と、彼の顔を押しのけようとした。
すると、ニヤニヤ笑いながら、やっと体を起こしてくれた。その目はようやく森緑色に戻り、オオカミとヴァンパイアが退散するにつれて体が縮み始め、通常の大きさに戻った。
「君がヘトヘトじゃなかったらもう一度イカせてあげるのになぁ。何度でもイカせたいんだ。君がもう無理って言うまで」
「今でももう無理よ」と私は答えた。
彼はクスクス笑いながら立ち上がり、シャツを脱いで床に投げ捨てた。
逞しい胸と腹筋に私の体は自然に反応し、秘所がキューッと締まり、心拍数がどんどん上がってきた。
上下に動く胸と秘所を隠そうと無意識に閉じた脚を見ながら、グレイソンは楽しそうにしていた。「本当にもういいのか、ベイビー?」
両腕で顔を隠した私の頬がピンクに染まった。
グレイソンはもう一度笑って、マットレスの上に片膝を立て、かがみ込んで私の額にキスをした。
「気分は良くなった?」 私の髪をかき分けながらささやいた。
赤くなっている顔を両腕で隠したまま、私はうなずいた。
「よかった」 グレイソンが低くうめいた。私の額にもう一度キスをしてから、髪の中に鼻を埋めて私の匂いを深く吸い込んだ。そして歩いて行った。
上半身裸の彼がバスルームに向かうのを脇の下から見ていたら、口の中に唾液がたまってきた。
どうして彼はあんなにセクシーなの? アバクロンビー&フィッチのモデルがクリス・エヴァンスと作った息子のようだわ。でも、グレイソンの方がもっと魅力的で、もっと体が大きくて、もっともっとセクシーよ。
それに、つい最近の実体験に基づくと、彼は舌使いがとても上手。冗談抜きで。
バスルームに入る前、グレイソンはこちらをじっと見ていた。そして、ニヤッと笑ってウインクしてから背を向けた。
彼の姿が見えなくなると、うめき声をあげて横向きになり、枕に顔をうずめた。枕元の目覚まし時計を見たら、もうすぐ朝の3時だった。
もうこんな時間かと思うとあくびが止まらなくなり、マットレスの端に落ちていた毛布をつかみ、あごまで引っ張り上げた。
しかし、眠りに落ちる前に毛布が引き剥がされた。
「えっ!」と私は叫んだ。「何をしているの?」
タオルのようなものを持ったグレイソンが私の上に立っていた。そして、私の体をじっくり観察しながら、ベッドに上がって私の横でひざまずいた。
「君のゴージャスさがたまらない」と言って、唇を舐めると、私の脚を軽く叩いた。「開いて」
まばたきして聞いた。「なんですって?」
「脚を開いて。さっききれいに舐めたとは思うんだけど、ちゃんときれいにしたいんだ」
「な、なんですって?」と、大声で反応してしまった。どういうわけか、彼が……きれいにしてくれることは、さっきまでしていたことよりも扇情的な感じがしたのだ。「絶対ダメ!」
グレイソンは唇を尖らせた。
それからゴロゴロ喉を鳴らし始めた。
恐ろしさを感じたのだが、その途端、体は熱を帯び始め、脚は勝手に開き、彼を招き入れた。
私は息をのんだ。彼が唾液と私の興奮の残骸を温かいタオルで拭き取り始めたとき、私は「ずるい」と叫んだ。
その鳴き声はすぐに静かになり、私を興奮させるどころか落ち着かせ、いつの間にか目を閉じていた。
満足すると、グレイソンは立ち上がり、タオルをバスルームに投げ捨ててベッドに戻ってきた。静かにジーンズを脱ぐとベッドに潜り込み、すぐに私を引き寄せた。
私はため息をついて彼の胸に潜り込んだ。自分史上、最高の満足感に包まれて。
「あなたはどうなの?」 眠りにつく直前に小声で聞いた。
「どうなのって何が?」
「私にしてほしくない?」 はっきり言わなくてもわかってくれることを願った。硬くなった彼を太ももで感じ、そのままでは辛いと思ったのだ。
彼は苦笑した。「いや、今夜はいいよ、ベイビー」
「でも、それじゃあフェアじゃない。本当にいいの?」 あくびをしながら確かめた。
「ああ、大丈夫だ。本物の男は勝ち負けにこだわらないんだ」
「わかったわ」と私はささやいた。もう半分眠っていた私はここで口論しない方を選んだ。後で埋め合わせをすればいい。
「愛してるよ、ベル」 彼は私を引き寄せた。「眠るんだ」
そして私は眠った。
























