オオカミ男&人外
大富豪との恋愛
いじめっ子とのロマンス
敵から恋人へ
超常現象ロマンス
運命の人
大学関連の作品セット
すべてのカテゴリーを見る
The Lycan's Queen 孤独な王の運命の相手は傷心したての私でした4
著者
L. S. Patel
閲覧数
🔥
54.4M
チャプター
8
著者
L. S. Patel
閲覧数
🔥
54.4M
チャプター
8
😱
Thriller
👩🏽🎓
Students
🙅 Unwilling Mate
🐺
Werewolves & Shifters
👩❤️👨
True Mate
🐺
Lycans
💘
Fated Mates
💪🏻
Protector
🧙♂️
Paranormal & Fantasy
💪🏻
Alpha Males
💪
Strong Women
⚔️
Action & Adventure
👑
Royalty & Aristocrats
🔒 Forced Proximity
🐺
Paranormal
あらすじ
チャプター
この巻は「The Lycan's Queen 孤独な王の運命の相手は傷心したての私でした3」からの続きです。
第15章
「味――わう」私はどうにか言葉にした。
アドニスの笑みが広がる。「そう、味わう。君の全身が私を求めている、可愛い人」
アドニスが近づいてきて、私はごくりとつばを呑み込んだ。もちろん、私は本能的にベッドの上のほうへと移動し、彼から離れた。
彼がほんの一瞬目を細めた。突然、私は獲物になったような気がした。アドニスは捕食者だ。彼が私を貪るように見つめている。
私が何も言ったり、したりできないうちに、彼は私の足首を掴んでベッドの下のほうへと引きずり下ろした。私は悲鳴を上げた。
「私から隠れる場所はどこにもない。君の欲望の匂いを嗅いだから、どうしてもそれを味わいたくなった」アドニスが私に覆いかぶさってきて、耳元で囁く。
どうしよう、私はこの人に殺される。私は自分の墓碑銘が頭に浮かんだ。「アドニスによってもたらされた 欲望によって死亡」
アドニスが顎から首筋へと軽く唇を這わせてきて、私の思考回路は切断された。ああ、どうして彼の唇はこんなにも気持ちいいの?
彼がさらにキスを続け、私は目を閉じた。私は、彼がまた私の唇にキスしてくれることを願った。意地悪なアドニスは、私の唇の近くまで迫りながら、唇にはキスしてくれなかった。
彼は自分が私に与えている影響に気づいていないのか、それとも気づいていて私の欲求不満を楽しんでいるのか、どちらだろう。
いいわ、彼が最初の一歩を踏み出さないなら、私から動いたっていいんじゃない? いらだちにうめきながら私は目を開け、アドニスの頭を掴んで唇を強く押しつけた。
アドニスが唸り声を上げ、唇を激しく押しつけて返して、私の上に乗ってきた。
ああ、彼の唇ってなんてステキなの! 私は彼の顔を引き寄せて、ますます激しくキスをした。
もしこれで死んだとしても、かまわない。だって、キスをやめたくなくなるような男とキスをしたのだから。
アドニスは私にキスするのをやめて、私の額に額を合わせた。二人で呼吸を整えている。
「いや、こういうのは期待していなかった」とアドニスは遂に言った。
「どうして? 女性から動いちゃいけないってこと?」
「君は私を怖がっていると思っていたから」
「どうしてそんなふうに思うのかしら? 私はあなたを怖がってなんかいないわ。それよりもむしろ……」私はその先の言葉を探した。
アドニスの視線が私を貫く。何かを探しているような目だ。
「それよりもむしろ?」と囁くような声で尋ねてくる。
「それよりもむしろ、魅かれてるわ」彼の唇が私の首筋に触れて、私は息を呑んだ。
「君は最高に美味しい、可愛い人」アドニスが私の首筋で唸る。
私は喘ぎ声を上げたくなかったが、アドニス相手に、それを止めるのは難しい。彼は首筋への攻撃をやめ、その唇を胸へと向かわせた。
彼のはしばみ色の目が私の目と合って、私は思わず息を止めた。これほど私への欲望と愛に満ちた目は、これまでに見たことがない。
アドニスは私を見つめ、唇を私の耳元へ寄せて囁いた。「息をして、可愛い人」
その言葉を聞いて、私はようやくふぅーっと息を吐いた。息を止めていたことに自分でも気づいていなかった。
「アドニス、何してるの?」
「君がしてくれていることに比べたら、何でもないよ」アドニスが私の耳にキスをする。
彼は起き上がり、私を起こしてくれたので、私は彼にまたがるような格好になった。正直なところ、私は彼のあまりの熱さに耐えられなかった。
「私にキスしようとする君は、信じられないほどセクシーだということを、君は知ったほうがいい」とアドニスは言った。
「気に入った?」
「ああ、とても。可愛い人。君は自分が思っている以上に自信があることを、自分自身にも私にも証明したね。自分に自信のある女性を見ることほどしびれることはない」そう言ってアドニスはにっこり笑った。
「あなたはいつも、私を夢中にさせる適切な言葉を知っているのね」と私は言った。
彼が何か答える前に、私は彼の首に腕を回して引き寄せた。
アドニスはくすくす笑いながら、私の腰に腕を回してきた。
「いくらでも逃げられると思うなよ、可愛い人。私は味わいたい」アドニスが囁きかける。
「もう味わったんじゃないの?」
「君への飢えはまだ満たされていない。私は君の体の最も秘めやかな部分を味わいたい」そう言ってアドニスは私の首筋にキスしてきた。
「ディミトリ?」と彼を呼ぶ声がした。
「無視しよう」アドニスはそう言って抱擁を解き、私の顔を指でなぞった。
私は喜びに震えた。
「ディミトリ? そこにいるのはわかってる! お願い」と、またあの耳ざわりな声がした。
ドアのところにいるのが誰かを、脳がゆっくりと認識したとたん、私の頭を曇らせていた欲望はきれいに消え失せた。
私はうめき声を上げてアドニスの膝から飛び降り、ドアを開けると、そこにはやはりサヴァナがいた。
彼女は、何か言いかけたところで、その視線が私に釘づけになった。腫れ上がった唇、乱れた髪、そしてアドニスのシャツを着た私は、おそらくひどい姿だっただろう。
「何かご用かしら?」私は尋ねた。
「どうしてあなたが彼のシャツを着てるの?」サヴァナが吐き出すように言う。
私は呆れ顔で天井を見上げた。「どうしてまだここにいるの? アドニスから、もうお呼びじゃないって言われたでしょ」
「何の用だ?」アドニスが私の上から言う。
「あの、あなたに聞きたくて……もし……」サヴァナは言いかけて、そこで視線を下のほうに向けた。
私は目を細めて彼女を見た。振り返ると、アドニスが上半身裸でそこに立っていた。この女は私の番いをチェックしていたんだわ。
私は唸りながらアドニスを押しやり、彼女とドアのあいだに体を差し入れた。これで私とサヴァナだけになった。
「私の番いをじろじろ眺めまわして恥ずかしくないの?」私は彼女を睨みつけた。
「彼は私の番いになるはずだったのよ」
「そうね、そうだったわね。でも、彼は私を見つけた。だから、もうあなたの居場所はないの。これが私からの最後の警告よ。私とアドニスのことは放っておいて。このフロアには二度と来ないで」私はぴしゃりと言った。
彼女に言い返す隙さえ与えず、私はくるりと向きを変えて中に戻った。そこにはアドニスが当惑しながら立っていた。
「何よ? スポーツブラ姿の私を肩にかつぎ上げておいて、元カノがあからさまにあなたをじろじろ眺めまわしているのを、私が怒っちゃいけないって言うの?」私は目玉を上に向けた。
「怒るとセクシーに見える。嫉妬が似合うね」アドニスがニヤニヤ笑っている。
「次はシャツを着て」と私は言って、ワードローブに別のシャツを探しに行った。
服を着替えて、私は部屋を出ていこうとした。アドニスと同じ部屋にいるのは、よい考えではない。
「どこに行くんだ?」
「わからないけど、どこか」と私は答えた。
「うーん、せっかくの時間が台無しになったな。別の日に味わうことにするよ」と言って、アドニスは私にウインクしてみせた。
「それとも、二度とないか……」と私は言い返した。
「私はすぐにそれを手に入れることを、二人とも知ってるだろ。私は欲しいものは手に入れる」アドニスが私を見つめてきた。抗うのが難しい。
次の章
Galateaを楽しもう
The Millennium Wolves ミレニアム・ウルフ アルファの野望1
パリの危険な恋 ―目覚めた狼は止まらない― 3巻
Broken Queen ―捨てられた狼女は運命を覆す― 6巻
Broken Queen ―捨てられた狼女は運命を覆す― 1巻
The Millennium Wolves ミレニアム・ウルフ 6巻
最新作
His Lost Queen 失われた女王 2巻
His Lost Queen 失われた女王 3巻
His Lost Queen 失われた女王 1巻
His Lost Queen 失われた女王 4巻
His Lost Queen 失われた女王 5巻